1月 23, 2025
IKIJIの流儀63-襟巻きは暖かい

近年暖冬の年が続いたせいか、今年の冬は例年になく寒い冬になっておりますね。雪国では暮れからの大雪で既に数メートルの積雪で大変な状況のようです。寒さ対策は先ずは家での暖房ですが、外に出れば防寒着で備えるしかありません。特に首回りのマフラーやストールなどの襟巻き類は欠かせません。
襟巻きの歴史は日本でも古く、あのとんちで有名な一休和尚さんが、1461年に詠んだ歌に「襟巻」というのがあります。
「襟巻きのあたたかそうな黒坊主こやつが法は天下一なり」
黒坊主とは御木像黒漆で塗られていた親鸞聖人の事のようで、親鸞聖人の首回りが黒の漆でまるで暖かそうな襟巻きのように見え、この人の教えは天下一だと謳ったようです。
襟巻きは軽くて柔らかくて暖かくて携帯にも便利で重宝なものですね。襟巻きというと若い人たちはエリマキトカゲを連想してしまうかもしれません。一般的にはマフラーやストールでしょうか。サイズも大判から小さなもの、素材もカシミヤからウールまで男女問わず幅広くあります。
IKIJIでは毎シーズンストール等を展開しておりますが、今シーズンは珍しくバリエーションを組んで、肌に優しいパシュミナやウール、無地から柄物までご用意しております。ご自身用は勿論ですが、プレゼントにも最適です。まだまだ寒い日が続きますので、是非とも一度ご来店頂きお手にとって頂きたいと思いますが、「あたぼうよ」と言っていただけると幸いです。