3月 12, 2025
IKIJIの流儀65-陰で美しく
春になり光いっぱいの日差しを浴びると、生気が蘇るというか、元気が出てきますね。冬眠していた動物も生物も光により目を覚まし活動し始めます。日差しが強くなると自ずと影が生まれます。もう一つ光が当たらなくとも出来る「暗がり」や「翳り」は「日本の美学」として、谷崎潤一郎の名作「陰翳礼讃」が有名ですね。
昼の光で白い和紙を通した明かりは優しく、夜の電灯の光で通した白い和紙の明かりは侘しさを感じますね、陰が出来る事で奥行きを感じ、その先を想像する事もあります。「陰のある人」などは酸いも甘いも嚙み分けたミステリアスな人のイメージがありますね。
陰を感じさせる商品も魅力的というわけで、この春夏のIKIJIは新たに陰を感じさせる商品を開発致しました。スタッフ一同悩みぬいて見事に完成させました。針抜きという表面に溝を作る事が出来る編地で、日が当たっても当たらなくも陰が出来、その陰による立体感がシャドーストライプという技法です。
綿100%で「陰翳礼讃」らしく、白と紺の2色展開で、スキッパーと呼ばれるポロ襟でボタンなしのプルオーバーの長袖シャツです。春の日差しを正面から受けても陰を感じる不思議な魅力のシャツです。通常のシャツよりもストレッチ性が高く、着易く美しく控えめな日本の美学の逸品シャツです。これは是非とも手に取って見て頂きたいです。
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