IKIJIの流儀50-ノブレス・オブリージュ

 日本の企業では、まれに社長はじめ役員たちは重役出勤と称して、朝はゆっくり出社で夕方は早く退社して宴席に向かったり、その分若手社員は誰よりも早く出社で、そして最後に会社を出るとかいうことがあったりしますね。その逆の姿勢のことを欧米では、「ノブレス・オブリージュ」と表現することがあります。日本語訳では、「高貴なる故の責務」です。位が高い人ほど危険なリスクを負う状況で、誰よりも先頭を切って前に進む。欧州の貴族たちは、平時はスポーツで体を鍛えているが、いざ戦いとなると農民たちを守り先陣を切って戦いに出る、それがノブレス・オブリージュです。

 

 その代表的なスポーツが世界で最も古い団体競技のポロ競技です。馬上からマレットと呼ばれるスティックで球を打ちゴールに入れるハードな競技です。つまり「いざ鎌倉」に備えての訓練でもあるわけです。ノブレス・オブリージュはこのポロ競技によって培われているとも言えるのです。この競技に着ていたシャツが、ポロシャツなのです。今はカジュアルシャツの代名詞のようなポロシャツですが、由来はこのような高貴なる責務を負っていた人たちのユニフォームでした。

 

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コットンシルクポロ
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