IKIJIの流儀16 -おもてなし
2020年東京オリンピック招致の時の有名なキャッチフレーズが「おもてなし」でしたね。
世界にこれほど日本語でアピールした言葉は無いでしょう。
これを英訳すると「ホスピタリティ」でしょうか?これは本来、接客や接遇などを介して、人と人だけでなく人と社会や環境あるいは自然等との関わりにおいて、円滑に具現化する行為なのでしょう。
この「おもてなし」とは目に見える「モノ」と目に見えない「コト」の二つを上手く融合させて、心地よい空間を作り上げお客様に満足して頂く、もとはと言えば「もてなし」はご馳走などで持って成すと言うことですが、もう一つは、誰に対しても裏表のない対応をする事から、表が無いから「おもてなし」とも言われております。
表があると裏がある、通常表は日が当たるクリーンなところで善ですが、裏は日陰の存在で悪のイメージがありますね。
よく言われる裏社会や裏口入学などと使われます。しかし裏が決して悪いものではなく、表裏一体などは表も裏も密接で切り離せない同体な場合もあると使われます。
IKIJIにも表裏一体の優れものがあります。秋には一番のスーパー120のウールスムースのソリッドのクルーネックやタートルネック、ホリゾンタルカラーのシャツです。
スムース編みとはその名の通り「なめらか」な表面で、ゴム編みを裏合わせになるように二重に編み上げ、両面ともなめらかで型崩れがしにくい、ふたおもての編地です。
肌に一番近いところには最適なニットの生地なのです。
この秋冬のIKIJIの「おもてなし」はこの裏表のない素晴らしいニットです。更に隠れたIKIJIの「裏技」としてシャツ以外は独特の肩周りのフィット感を生む、あの特長あるゲーブルショルダー(破風)仕様となっております。
さて次は、貴方が何方をおもてなしするのでしょうか?