インタビュー-KYLE TOMAN<前編>

IKIJIを取り扱うニューヨークのセレクトショップ<No Man Walks Alone>で活躍するKyle Tomanにお話しを伺いました。

 

1、No Man Walks Aloneで仕事を始めるきっかけを教えてください。

ファッションの仕事を始める前はマーケットリサーチやエンジニアの仕事をしていました。ファッションはあくまでも趣味だったのですが、友人から声をかけてもらって、それから働き始めました。

2、No Man Walks Aloneでは何をしていましたか?

バイイングからスタイリング、カスタマーサービスまで様々なことをしていました。

 

3、IKIJIについての印象と魅力を教えてください。

サイドタブのトラウザーズのようなエレガントなディテールや、崩れにくいように設計されたパーカーのフード、高品質な生地など、多くのこだわりを感じられるところが魅力です。それからIKIJIの商品は他のブランドとコーディネートを組んでもしっくりくることが魅力だと思います。他のブランドだと、「このジャケット素敵だな」と思っても同じブランドのセットアップで揃えないとしっくりこなかったりすることがあります。

 

4、No Man Walks Aloneのお客様にIKIJIのどんなところが人気でしたか?

アメリカで和紙のTシャツはメジャーではないけれど試しに買ってみると暑い日にぴったりだってことに皆気付いて、次のシーズンでは和紙混の服を買うお客様が増えました。IKIJIは日本のブランドだけれどサイズがぴったり合う人はたくさんいて、春夏でトラウザーズを買ったら秋冬で素材違いのトラウザーズを買う方も多かったですね。

<和紙のTシャツ>

<トラウザーズ>

 

5、スタイリングを決めるときにどのアイテムから決めますか?

天気によるかな?でもジャケットから決めることが多いです。アウター、インナー、ボトムス、シューズという順に決めていきます。直観的に決めるから意識したことがなかったよ。

 

6、お気に入りの色合わせはありますか?

ここ数年で変わってきたかな。明るいグリーンや暗めのグリーン、ブラウンとブルーとか。最近は色褪せたものが気分です。今日のコーディネートも色褪せたデニムなどを取り入れています。

7、IKIJIの服で一番のお気に入りとその理由を教えてください。

冬はサイドタブのトラウザーズにウォッシャブルウールのハイネック。着心地がよく、私の体にフィットしていて革靴やスニーカーなんでも合うし、着るだけでカッコよく決まるのがいいですね。ケアが簡単なのもいいです。夏はもちろん和紙のTシャツが快適で好きだね。

 <Kyleの私物>
 

8、生活の拠点を日本に移した理由は何ですか?

学生の頃から長い間ニューヨークで生活していて、新しい環境で新しいことに挑戦してみたいと思ったこと。とても大きな変化でしたが、日本は家族にとって安全で過ごしやすい場所だと思ったことが大きな理由です。

 

9、今後の展望を教えてください。

英語を使う生活をしてきたから日本語を勉強することだね。積極的にコミュニティーへ参加していきたいし、日本の事を発信していきたい。仕事に関してはファッションを続けていきたいと思っているよ。

 

後編ではKyleおすすめのコーディネートをご紹介いたします。

 

<前編でご紹介した商品はこちら>

和紙ポケット付Tシャツ

ウールモヘアウエストアジャストトラウザーズ

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