IKIJIの流儀53-はやりもの

ウィルス感染症によるパンデミックという未曽有の悪夢で、この数年間不自由な生活を全世界の人達が強いられました。やっと今年になってほぼ解放されましたが、昔は原因がよく分からず、対処も的確に出来ず「流行り病」と称されておりました。

 江戸時代までは「はやり」には二種類の表現があり、徳の広まることや悪い疫病、好ましくない風習などが、巷に流れ蔓延することを「流行り」という字で表し、歌舞伎の演目や浮世絵の絵師たちが人気で広まる、髪型や着物の柄などが人気で好まれる事を、その時々の花と「時花(はやり)」と称して区別しておりました。しかし昨今は味気ない「流行り」に統一されてしまいましたね。

 IKIJIには「流行りもの」は有りませんが、「時花もの」は有ります。その代表が一年中店頭で咲いているIKIJIの顔でもある「ポロシャツ」です。半袖の綿のポロシャツは定番ですが、この秋冬には特別なポロシャツをご用意させて頂いております。表がウールで裏の肌が触れる部分は綿素材という心憎い逸品のポロシャツです。IKIJIのお店には、その時々の輝く花がいつも咲いております。

 

ウールコットンポロ
¥30,800(with tax)

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