IKIJIの流儀41-バンドカラーは坂東から?

 NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でフォーカスされているのが、武士の一つのルーツとも言える関東の坂東武者です。彼らは元々農民で自分たちが開墾した土地で田を作り、その土地を所有し管理する。一所懸命とは、彼らが「一所」の所有権を「懸命に守る」からきており、そして武器はそこに侵略する者から防衛する為に持っていました。

 

 この坂東武者たちは、「名こそ惜しけれ」というのがモットーで、何事も名を汚すような、恥ずかしい事はするなと当時の律令よりも厳しく自らを律していたようです。つまりこの当時の坂東武者は他国を攻める等はもっての外で、その後の戦国大名とは一線を画していたようですね。

 

 シャツの襟型によって国を表す事もあります。有名なボタンダウンは米国、今流行りのカッターウェイはイタリア、ワイドスプレッドはフランス等があります。しかしその基盤は襟腰だけのバンドカラーです。今、国を問わず男女を問わず、シーズンも年齢もオンオフも問わず着用されているのが、この襟腰だけのバンドカラーシャツです。

 

 今シーズンのIKIJI は、このバンドカラーのシャツを4型展開しております。IKIJIのシャツの基盤でもあるバンドカラーは、Tシャツ感覚で着られるリラックス素材とシルエットです。特に首元から肩はソフトにフィットし、ボディはちょっとルーズにフィットするように作られております。一所懸命に作られた逸品のシャツです。ぜひ爽やかな風と共に羽織ってください。

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