5月 01, 2020
【開発ストーリー】進化を続けるIKIJIのポロシャツ
【開発ストーリー】進化を続けるIKIJIのポロシャツ
開発を始めたのは、2012年。
数多くの有名ブランドのポロシャツをOEM(他社ブランドの製品を製造すること)によって手掛けてきた経験から、IKIJIにとってのポロシャツを極めようと社内でスタートしたポロシャツ開発。
綿花は繊維長が長く、柔らかく、光沢がある高級なインドのDCH32を採用。白が透けにくい43/1という端番手を選択し、撚り回転まで指定して、インドに特注。他にはないオリジナルの糸を開発し、その糸を国内で編立、生地にしました。
このDCH32は、大量の薬剤を使用することなく、最も天然に近い方法で栽培されている為、人間と地球に優しいエコロジーな原料でもあります。
パターンは様々なブランドのポロシャツを研究し、メーカーとして着心地とシルエットに拘り、通常の試作は多くても数回の所、このポロシャツは、現在までに試作を50回以上しています。
あるシーズンは、少しずつパターンや仕様を変えた、見た目には分からない細かいところに拘ったポロシャツ3枚をパタンナーが毎日着用し、どのポロシャツがいいのか徹底的に検証。3枚それぞれのいいところを合わせて進化したポロシャツをそのシーズンから販売開始しました。
縫製も腕回りや脇などでミシンを変え、縫い方向まで拘って縫製しています。
カットソーメーカーとして培ってきた技術を凝縮し、飽くなき探求心で、修正を繰り返しているポロシャツは、現在も完成することなく進化し続けているIKIJIを代表する商品です。