IKIJIの流儀14 - 鹿の子

よく、簡単な仕事をこなしてしまうのを、「おちゃのこさいさい」と言いますが、これを言い換えると「朝飯前」ですね。朝飯前は力が入らないから簡単な仕事しかしないよという意味ですが、と朝飯の前に食べる「茶粥」を「お茶の子」と呼ぶ地方があり朝飯前はお茶の子だ!とも言われておりますが、私はもう一つの、茶道とかではなく一般庶民が頂くお茶に添えて出される茶菓子は、簡単に出来簡単に食べられるものなので、それをお茶の子と呼び簡単に出来る喩えとして「おちゃのこさいさい」になったのではと思います。

お茶菓子といえば、私の好物は「鹿の子」です。求肥を漉し餡で球状に包み、その上をみつ煮の小豆で固めるものです。私の祖母が大好物だったので、よく買って帰り一緒に食べました。これは一年中ありますが外れはありませんね。秋になると限定でみつ煮の小豆の間に栗を散りばめた「栗鹿の子」が登場します。これも、秋の風味でほっこりして美味しいですね。

鹿の子と言えば、IKIJIのメイン商品のポロシャツは鹿の子編みと呼ばれる、表編みと裏編みを縦横で交互に編むことで、あの独特の凸凹のある編地が出来上がります。あの表面が肌に優しく吸湿性や速乾性に繋がる機能があるのです。このIKIJI の鹿の子編みのポロシャツは定番商品として一年中、私たちの店頭に並べております。スポーツをする方、冬に南国に旅行に行かれる方、それぞれに重宝されております。

そうそう、栗鹿の子ではありませんが、IKIJIのこの秋限おすすめのポロシャツは、鹿の子の目が粗い「鬼鹿の子」の長袖のポロシャツです。ざっくりとした鹿の子編みで、秋口はそのまま一枚で着るのがベストですが、冬場コートの下にきれば保温性抜群ですから、この秋冬にベストな一着になると思います。色はライトグレーの杢灰と紺と茶のミックスの青褐の2色展開です。このポロシャツは、おちゃのこさいさいでは出来ないIKIJIの逸品です。