IKIJIの流儀30-Go To 参詣

 今はコロナ禍で自由に海外への旅行は出来ませんが、国内はGoToトラベルで様々な恩恵を預かりながら旅行が楽しめますね。江戸時代の初期は庶民も旅に出る等はほとんど皆無でした。参勤交代が主たる目的として、百年かけて江戸からの五街道等が整備され、往来が自由になり庶民が自由に旅に出る事が出来るようになりました。

 

 旅と言っても庶民は、一番が「お伊勢参り」でしたが、これは往復で二ヵ月位かかるので一生に一度で、多くの庶民は近くでの三泊四日くらいの成田山の「お不動様」や江の島の「弁天様」へのお参りでした。成田へは江戸川を上り利根川から成田山への船旅が人気で、お金持ちの年寄コースでしたが、江の島は「弁天小僧菊之助とは俺のことだ!*1」と歌舞伎で有名なので女性ファンが多かったようです。

 

 当時の旅姿は出来るだけ荷物を持たないもので、杖と笠だけは必携ですが貴重品は懐で他は体に巻きつけるようなものでした。旅籠でも相部屋がほとんどで、風呂に入るのでも貴重品を手拭いで巻いて頭の上に乗せて入っていたようです。ただこの時代に女性や老人も安全に旅が出来たのは、世界中で日本だけだったと言われています。世界に誇れる治安の良さはこの江戸時代に築かれたのでしょう。

 

 現代の旅行スタイルも手ぶらとは言いませんが、出来る限り荷物の少ないスタイルにしたいですね。この秋冬でのIKIJIのお勧めスタイルは、IKIJIでは珍しいナイロンのビッグ4ポケットのジャケット、旅先でもハンズフリーで行動出来て、ちょっとした雨風でも防げますし、中にウールのポロシャツ等を合わせて着れば、寒さは十分に防げます。紅葉狩り等にはベストです。では先ずはお店にGo Toですかね。 

 

*1 歌舞伎演目「白浪五人男」にでてくる名台詞

 

ナイロンタフタジャケット
¥45,000