IKIJIの流儀29-月見と団子

 秋も深まると、日本の夜空には美しい月が現れます。中秋の名月と呼ばれるものですが、江戸っ子に限らず日本人は月を愛でるのが好きです。月見はかなり昔からの風習でしたが、起源は中国で、赤い鶏頭の花を飾り月見のお菓子の月餅を頂くものでした。それが日本では、江戸時代からすすきと団子に変わり一般的になりました。

 

 団子は「十五夜」にちなんで一人十五個とされていたので、家族で団子を作るのが縁起が良いとされ、沢山作って月に見えるように軒先に飾りました。それを「お餅つかせて」と近所の子供たちが、長い竹串のようなもので団子を突いて盗んで行きます。たくさん盗まれるほど縁起がいいと言われ、子供たちも認められた月夜の楽しみでもありました。

 

 この竹串からあの串団子が生まれたかは定かではありませんが、笹団子など笹や竹と団子を組み合わせるものが多いのは、この竹や笹に抗菌作用があるからなのでしょう。産まれて間もないかぐや姫も竹の中に居たというのもその為でしょう。今シーズンIKIJIはこの竹の素材を夏の和紙に続く日本独自の素材としてとりあげております。

 

 バンブー素材は麻に近い繊維で、通気性や吸水性に優れておりますが、ウール等の繊維とブレンドすることで、その特性は広がります。IKIJIで今回ウールとブレンドすることで、ウール独特のチクチクを抑えて、一枚でも着やすいブルゾンやパンツを作り上げました。秋に相応しい一着が出来上がりました。是非とも一度店頭でその独特の風合いのバンブー素材を手に取って頂きたいです。

 

ウールバンブーブルゾン
¥59,000

ウールバンブーワークパンツ
¥34,000

 

ウールバンブーウエストアジャストトラウザーズ
¥36,000